足尾滝・山生川支流


足尾滝手前の道路脇に駐車する。足尾滝には上部より倒木落石あり、立入り禁止の張り綱。	右岸の巻き道を辿ると、滝上部へ出る。すぐに7mの滝。左手より木の根っこを掴みながら登る。	さらに上部はやさしいナメ、小滝が点在し歩き易い。水は透明で綺麗だ。

上部稜線が望めるようになると伏流となる。この位置で稜線が望めるのは早春の頃だけだろう。もう沢は終ったかに思われる。	変化のない沢歩きをしばらく続けていると、5段ナメとでも云うべきナメ滝の始まり。	最後のナメは少し傾斜を増すが上部に木の根が発達しているので安心だ。すぐ上で二俣となるが左俣の7mの滝を越す。


ミニゴルジュを抜けると沢は優しくなる。やがて小さな二俣、左にルートをとると水流はすぐに終わる。	優しい熊笹の登りとなり、877m峰の枝尾根に出る。もうピークは間近い。	877mピークはヤブの中、あと一ケ月もすれば視界はなくなる。主稜線に出ると赤テープはあるが踏跡程度の道しかない。三坂峠までは30分、峠からはしっかりした登山道となる。