馬桑川支流・屋敷の谷(那岐山) 
 
津山方面からループ橋を渡り、1Km程走ったところに屋敷の滝の表示がある。左折して700m最奥に7.8台の駐車スペースがある。遡行には上部林道まで1時間30分。
屋敷の滝は一般には4段40mと紹介されているが登攀には3段20mである。1段目8mは滑りそうな中央をさけ右側を登る。   2段目は容易、3段目も水流をさけ、左手に取り付くとホールドはしっかりある。   屋敷の滝のすぐ上に小滝と7mの滝が迫っている。上部の滝の水流部分は登攀不可能なので、右側の乾いた岩の部分を登る。
この6mの滝は右側の草付きから巻き、落口に出るのが一番労力は少なくて済む。  すぐに小滝が現れ、快適な沢を予感させる。  さらに小滝が連続するが、楽しい部分はすぐに終わり、しばらく変化のない静かな沢歩きとなる。
終了近くの最後の滝となる。傾斜はやや緩いが、ホールドは細かくバランスで登る最良の滝である。  まもなく土管に突き当るが、何でこんなところに土管が、と思っているとその上は林道になっていた。これより上部は水流もなくブッシュがせまってきているので、ここが終了点となる。 林道を南方面へ5分歩くとAコース6合目に出る。ここから頂上、菩提寺、蛇淵の滝、黒尾峠の4方向どこにでも行くことができる。
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