収益率の年率換算について

 投資信託を見ていると年率の利回りが記載してあります。
感覚的に大きい利回りの方がもらえるお金が増えることになります。

 では、頭の体操です。
例題)
 1年目の収益率が4.58%、2年目の収益率が4.54%のとき、1年間の日数を365日と仮定して
(1)2年間の収益率を年率(単利計算)で求めよ。
(2)2年間の収益率を年率(複利計算)で求めよ。

解答)
年率換算前では、(1+0.0458)×(1+0.0454)ー1=9.33%
(1)単利で年率換算すると、9.33×365/730=4.66%
(2)複利で年率換算すると、(1+0.0933)^365/730ー1=4.56%  注:^:べき乗
        出典:資産運用のパフォーマンス測定第2版
となります。
 電卓って便利ですね。

2024年07月29日