ペットボトル |
PETボトルリサイクル推進協議会 |
ペットボトルが使われ始めたのは、1970年中頃から。まだ歴史の浅い容器です
Poly ethylene telephtalate(ポリエチレンテレフタレート) という素材を使ったボトルなので、頭文字をとってPET(ペット)ボトルと呼んでいます。
特徴は 軽くて、強くて丈夫!有害物質の溶出もなく、衛生的で劣化しにくいというメリットがある反面、自然界では分解されない素材なので
腐りません。
だから
正しく処理をしないと、いつまでも消えずに残ってしまうのです。 |
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【 対象となるもの 】
■液体飲料や調味料が入っていた ペットボトル
ふた及びラベルは・・・外して[その他プラ]へ
【 分け方・出し方 】
■中身を空にして、ふたや取り外せる取っ手などは取り除く。
■ペットボトルに中身が残らないように軽く水洗いする。
□工作に使用したペットボトルや切ったペットボトルは、作業中に切り口で怪我をする危険性があり、
リサイクルに使えないので[可燃ごみ]に出す。
参考:高梁市:『ごみの分け方・出し方 マナーは家庭から』
吉備中央町:『ゴミ分別ガイドブック』
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【 収集・リサイクルプラザでの処理 】 |
●資源ごみの収集
各家庭で分別して、ごみステーションに出された〔びん類〕を各種・色のびんの混合状態で、コンテナ容器に入れて
高梁市役所および吉備中央町役場のごみ収集車が集めて回ります。 |
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↓ |
●リサイクルプラザ
各ステーションから収集されたペットボトルは、コンテナに入れた状態のまま積み降ろします。
→ 受入ホッパに投入。
→ ペットボトル類前処理選別コンベアにより選別。 →不適物を取り除く。
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→ペットボトル減容機で、圧縮・梱包する
→ ストックヤードに保管しておく。
(資源化する業者へ引き取ってもらうまで) |
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【 ペットボトルのリサイクル 】
※ここから下は、再生工場での作業になります。リサイクル方法や作られる製品は、主な例です。
(リサイクルプラザから資源ごみを渡す再生工場は、それぞれの種類ごとに毎年変わります。) |
●再生工場 ・・・資源品から、再生原料をつくる工場
〔再生の方法〕 |
@粉砕(8o角くらいの小片に切る) |
A洗浄し、不純物を取り除く (フレーク) |
Bフレークを加熱。(または溶剤で)溶かして、→小さな粒状に加工する(ペレット) ■フレークやペレットの状態だと、運搬や貯蔵が容易になる。 |
→ さらに加工して、製品を作る。
[主な再生製品の例] |
■繊維・・・ペレットを溶かして → 紡糸(細い繊維にする) → 原綿 → 紡績糸(糸状に紡ぐ)
○糸状にした繊維を編んで、丈夫な縄を作る・・・ロープ
○糸状にした繊維を編んで、布を作り、裁断・縫製する・・・作業服・Tシャツ・バッグなど
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■シート・・・ペレットを加工してシート(薄い板やフィルム)にする。
○真空成型 して、トレイを作る・・・トレイ・果物のケースなど
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■成形品・・・ペレットを溶かして → 成形 → 組立 → 検査
○組立、検査をして製品を作る・・・ボールペン・カセットテープ など
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■バンド・・・ペレットを溶かして → 押出成形 → 延伸 → 巻取り(機械で伸ばしながら巻き取る)
○タフロープ・リボン・ひも など
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■ボトル・・・射出成型 → 延伸吹込成形
○中身を詰める・・・調味料、飲料品、洗剤 などの容器に
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リサイクル推奨マーク認定商品 http://www.petbottle-rec.gr.jp/product/catalog/index.html
(PETボトルリサイクル推進協議会HPより) |
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