【ダークホルムの闇の君】 著:ダイアナ ウィン ジョーンズ
               創元推理文庫

魔法世界ダークホルムは異世界からやってきた実業家チェズニー氏のために、今や○京デズニーランド、US○ばりの一大魔法観光地。
しかし、度重なる出費に、各国の財政は破綻の危機、観光客が通った後は、農地も村も荒れ放題。
いい加減、チェズニー氏を追い出したいけど、所がどっこい、彼には、魔物との契約があるために、うかつに手は出せない。
追放チェズニー氏作戦会議で、大魔術師ケリーダが選んだ結論は、神のお告げ。
神のお告げで選ばれたのは、腕は立つけど、問題人物の魔術師ダーク。ダーク一家総動員取り組む、巡礼(観光ツアー)アトラクションの大目玉ラスボス“闇の君”。
思わぬ悪運に嘆きながらも、ダークとうちゃんは、家族のために闇の君に取り組んでいく。離婚の危機に怯えつつ。
妻と子供達(グリフィン)も巻き込んでの、大騒動、魔物と老いぼれ竜のウロコも乱入して、この顛末は如何に。

イラストは、ダークの息子、子わっぱことブレイド君と猫鳥ことキット。
きかん坊のキットが格好いい。終盤、いろいろありまして、自分の無力さ加減に落ち込んでしまうとことこか可愛いです。
翼のある豚はダークの作品の中でも、私のお気に入り。ペガサスや人喰い羊より、役に立ちそう。

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