〔所在地:高梁市段町748〕
 粗大ごみ・不燃ごみを処理する施設です。

 各市町のごみステーションから収集されてきた燃やせないごみ、家庭や事業所から
直接持ち込まれた燃やせないごみを、

計量
手選別による分別作業

 持ち込まれたごみを手作業により分別し、鉄、アルミ、ステンレス等の有価物が
取れるものは分解するなどして資源として再利用する。
 それ以外のものは破砕処理を行う。
■マットレスやソファーのスポンジやカバーなどの可燃物は切りはずす→[ごみ焼却処理施設]へ
       〃      スプリング、金具などは資源として再利用する

   

破砕機による破砕処理
→ ごみピット(供給プッシャ)へ投入
Cフィーダ(※1)で圧縮
→ D破砕機(ハンマ・クラッシャ)破砕(※2)
分別:【磁選物(※3)と【非磁選物】に分類。
         →【磁選物】は、資源(鉄)として再利用。→ 再生工場へ

  →【非磁選物】はIトロンメル
(※4)に送られ、さらに 【可燃物】・【高分子物(※5)・【不燃物】に分類。
      【可燃物】は 可燃性のごみ。 → [ごみ焼却処理施設]で焼却処理。
      【高分子物】は プラスチック系のごみ。 → [ごみ焼却処理施設]で焼却処理。 
      【不燃物】は 鉄以外の不燃性のごみ。 → [最終処分場]へ埋立処理。

※二次公害の防止について:
 投入部・圧縮破砕部・分別部 の各所で発生する粉塵(※6)は、集塵システム(Mサイクロン(※7)、Nバグフィルタ、O排風機)で完全に集めて処理をしています。
   →バグフィルタで集めた粉塵は、【可燃物】・【高分子物】と一緒に[ごみ焼却処理施設]へ
 という順番で処理をしています。

  

【施  設】
○処理能力 30t/日 (5h)
○処理方式 破砕処理
4種自動分別  
(磁性物、不燃物、可燃物、高分子物)
○建築面積 311u
○建設 昭和54年8月〜昭和55年3月
○建設費 187,118千円
財源内訳 国庫補助金 46,779千円
地方債 133,300千円
一般財源 7,039千円
【運  営】
○運転管理 民間業者に委託(7名)

粗大ごみ投入口
粗大ごみ処理施設の処理量及び処理経費
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粗大ごみ処理内訳
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語  句 よみがな 説     明
1 フィーダ ふぃーだ 大型のごみも圧縮し、確実に破砕機に定量供給する装置。破砕時の供給口への飛び出しを防止する役目もあります。
2 破砕 はさい 細かく砕くこと。
3 磁選物 じせんき 鉄類。磁石にくっつく特性を利用して、磁力で分別する。
4 トロンメル とろんめる [辞書](英trommel) 鉱石選別用のふるい。円筒形のふるいを、やや傾けた軸のまわりに回転させ、円筒の高い方の端から原料を送るようにしたもの。
■補足■ 図Iのトロンメルの上部から破砕したごみを入れ、Pの送風機から風を送ることで、軽い順に飛ばされる、落ちる位置が異なることで分別。
5 高分子物/
高分子化合物
こうぶんしぶつ/
こうぶんしかごうぶつ
[辞書]分子量がほぼ一万以上の巨大分子からなる化合物。 天然ゴム、セルロース、たんぱく質、人工合成による合成樹脂・合成繊維・合成ゴムなど
 → H19から、埋立処理から【可燃物】(サーマルリサイクル:燃料として利用)へ変更
6 粉塵 ふんじん 細かい塵(ちり)や破砕屑など
7 サイクロン さいくろん [辞書]渦巻状に旋回させ、流体中に浮遊する比重の異なる物質を遠心力で分離する装置。気体の集塵に用いられる。
 主に専門の用語を解説しています。
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