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〔所在地:高梁市段町748〕 |
し尿(※1)と浄化槽汚泥(※2)を処理する施設です。
家庭や事業所から収集された し尿と浄化槽汚泥を、 |
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計量 |
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→ 搬入槽へ投入
→ 破砕機へ
混入している紙、布、ビニール類などを破砕(※3)
【破砕機】
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【し尿 投入口】
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→前処理:し渣類(※4)の除去
→ 【し尿】は 嫌気性消化槽(※5)へ。
→ 【し渣類】は 焼却施設へ。 |
【前処理装置】
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【脱水装置】
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→ 脱水:前処理で発生した汚泥を脱水機で脱水し、
ごみ焼却処理施設へ
(脱水したあとの泥の塊を「脱水ケーキ」という) |
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→一時処理:し尿を嫌気性消化槽で15日間処理をして、微生物の入った水の状態にする。 |
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→ 水で希釈(※6):下水道への放流基準に適合する濃度に達するまで、水を加えて希釈する。 |
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→ 高梁市公共下水道へ放流。 |
※脱臭について
処理の過程で発生する臭気は、薬品で洗浄した後に 活性炭で吸着処理をしてから 大気中に放出されます。 |
【脱臭装置】
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【施 設】 |
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○処理能力 |
62kl/日 |
○処理方式
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嫌気性消化処理方式
(一次処理をした後、公共下水道に放流) |
○建 設
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昭和49年9月〜昭和50年8月
平成13年3月 全面改修処理方式
平成13年3月 全面改修 |
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【し尿処理施設】 (全景)
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【施設整備の状況】
・昭和35年 |
12kl/日 無加温60日消化方式
(散布ろ床法) |
・昭和42〜43年 |
20kl/日増設 加温消化方式に改造 |
・昭和47年 |
水害による災害復旧工事 |
・昭和49〜50年 |
30kl/日増設 (処理能力合計 62kl/日)
消化方式・・・活性汚泥処理方式 |
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建設費 |
249,800千円 |
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財源内訳 |
国庫補助金 |
30,400千円 |
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県補助金 |
1,000千円 |
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地方債 |
174,800千円 |
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一般財源 |
43,600千円 |
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・平成12年4月 |
高梁市公共下水道に接続し、前処理及び一次処理した後、放流を開始。 |
・平成13年 |
投入貯留槽、前処理設備、汚泥処理設備等の整備、脱臭設備の更新 |
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工事費 |
257,250千円 |
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財源内訳 |
地方債 |
176,300千円 |
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一般財源 |
80,950千円 |
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【運 営】
○運転管理 民間業者に委託(3名)
し尿処理施設の処理量及び処理経費
↑ クリック |
※ |
語 句 |
よみがな |
意 味 |
1 |
し尿 |
しにょう |
大便と小便、人間の排泄物。トイレの汚水。 |
2 |
浄化槽 |
じょうかそう |
生活排水(台所・風呂からの排水など)や トイレの汚水を沈澱・分離・無機物化して、有毒菌を殺したもの。
■合併処理浄化槽の普及により増加。 |
2 |
浄化槽汚泥 |
じょうかそう おでい |
浄化槽で処理をしたもので、ほぼ微生物がいない状態の砂や泥のようなもの。
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3 |
破砕 |
はさい |
細かく砕くこと。 |
4 |
し渣類 |
しさるい |
紙、布、ビニール類等のし尿以外の混入物。 |
5 |
嫌気性消化処理 |
けんきせい しょうかしょり |
嫌気性微生物群によって分解し、メタンと二酸化炭素に分解する方法
■他の処理方式:高負荷型嫌気性処理、好気性処理 など |
6 |
希釈 (稀釈) |
きしゃく |
濃度を薄くすること。 |
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主に専門の用語を解説しています。
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