〔材 料〕   (はがき2〜3枚分)
紙パック(1000ml)1本分
のり(粘剤:洗濯用糊でもOK)

★ 絵の具、押し花、木の実など

〔準備する道具〕
○すき枠  ○ミキサー  ○ざる
○アイロン  ○アイロン台
○ピンセット・スプーン・スポイト 等
○和紙をはさむ本(電話帳など)
紙すきセット(基本)
● つ く り か た ●
@紙パックを切って水につける
  紙パックを切る。(底の部分は、厚くて強いので、ここでは使わない)
  →柔らかくなるまで、水につけておく。(ひと晩程度)
   ※30分ほど煮ると、水分が早く染み込んで柔らかくなります


Aフィルムを剥がす
  紙パックの内側と外側にある薄いフィルムを剥がす。
  →紙(パルプ)を1〜2cm角位に細かく手でちぎる。

Bパルプ液を作る
  ミキサーにちぎった紙(パック1本分)と、8分目まで水を入れて、
   約1分間(どろどろになるまで)混ぜる。
   ※木の実などを入れるなら、さらに5〜6秒多めにミキサーを回します

  →ガーゼを敷いたざるに、うつして水分を切る。
  →水分を切ったパルプに水を混ぜてパルプ液を作る。
   (パルプ24gに対して清水1リットルの割合)
   ※このパルプ液の濃さで、紙の厚さが決まります。
     24gのパルプに水1リットルは、目安なのでお好みで調整してください。


  →パルプ液にのり(粘剤)を混ぜる(濃度を均一にするため)

C紙を漉く
  漉き枠でパルプ液をすくいあげ、軽く揺すりながらムラをなくす。
  ※押し花や落ち葉、糸などで、模様を入れたいときはここで入れます。
    模様を入れた上にスプーンでパルプ液を薄くかける。

D乾燥させる
  除水機で、水分を切る。
  →漉き枠から、紙をはずして乾燥機の鉄板に貼り付ける。
  ※家庭では、自然乾燥した後、アイロンで完全に乾燥させてください。

  →仕上げにアイロンをかける。

注: 湿気のあるうちは、紙が丸まります。
   完全に冷めて乾くまで電話帳などにはさんでおくと、平らな紙になります。





    
※ このホームページで紹介した工作については、刃物や、火を使う作業がありますので、
  事故のないよう十分に留意して作成・利用してください。
※ ヤケド、転倒、その他の事故により怪我などを負っても、HP作者は一切の責任を取りません。
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