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チャレンジを終えて |  7日目 「西洋絵画の主題物語」 |  6日目 新井素子「ひとめあなたに...」 |  5日目 パトリシア・A・マキリップ「妖女サイベルの呼び声」 |  4日目 ダイアン・デヴィッドソン「クッキング・ママは名探偵」 |  3日目 池波正太郎「剣客商売」 |  2日目 アガサ・クリスティ「鏡は横にひび割れて」 |  1日目 ナルニア国物語「ライオンと魔女」 「7日間ブックカバーチャレンジ」

チャレンジを終えて 2020.05.13

さて、7日間チャレンジを終えた感想を。

どの本を紹介するかネタを探すことで、暫く読んでいなかった本の存在を思い出すことができました。紹介した本以外にも思い出深い本を複数発掘したので、明日からゆるゆると読み返そうと思います。途中でGWが終わったため最後は失速しましたが、楽しいチャレンジでした。

FB友達の皆さんが紹介された本も興味深かったです。意外な本だったり、なるほど納得な本だったり。ある意味、紹介者の人生の断片を垣間見ていたようなものですね。

バトンを渡してくださったお二人と、バトンを受け取ってくださった5名の方々に感謝します。


7日目 「西洋絵画の主題物語」 2020.05.13

「7日間ブックカバーチャレンジ」7日目。

7冊目(2冊ありますが)は「西洋絵画の主題物語」です。
私の初めての海外旅行は、会社の同期女性と2人で行った、4ヶ国7都市美術館巡りの旅でした。各美術館で宗教画や神話画を数多く観ましたが、知識不足で描かれているモノや場面の意味をよく理解できなかったため、帰国後に西洋絵画の解説本を何冊も読んで復習したんです。解説本を色々読んで、知識があればあるほど世の中は楽しい、と実感しました。この本はその時に買い込んだ解説本の一部です。

7日目


6日目 新井素子「ひとめあなたに...」 2020.05.10

「7日間ブックカバーチャレンジ」6日目。

6冊目は、新井素子「ひとめあなたに...」です。
若い頃、新井素子さんの小説にハマってました。同世代の女の子が高校生でSF作家デビューしたことに興味を持って手を出したとたん、彼女の世界に引きずり込まれました。文体が新しくて、テンポよく読めるんですよね。彼女の作品を色々読んだけど、特に、彼女の描く静かな狂気にぞくぞくします。

去年、久しぶりに新井素子さんの新作を読み、やっぱり彼女の文章が好きだなぁと再認識しました。そろそろ終活を意識して、なるべく本を増やさないようにしてたんですが、また増えそうです。

6日目


5日目 パトリシア・A・マキリップ「妖女サイベルの呼び声」 2020.05.09

「7日間ブックカバーチャレンジ」5日目。

5冊目は、パトリシア・A・マキリップ「妖女サイベルの呼び声」です。
大好きで、何度も読み返しました。随分昔に誰か友達に薦めて貸したら結局返ってこなかったので、写真の本は後で買い直した物です。貸した先でも気に入ってもらってますように。

一緒に並べた岡野玲子「コーリング」は「妖女サイベルの呼び声」の漫画化版です。岡野さんは空気感を描くのが本当に上手い。サイベルの世界を見事に再現していて、漫画版を読んだ時は二重に感動しました。

※過去に感想を書いてます。→「妖女サイベルの呼び声」パトリシア・A・マキリップ

5日目


4日目 ダイアン・デヴィッドソン「クッキング・ママは名探偵」 2020.05.07

「7日間ブックカバーチャレンジ」4日目。

4冊目は、海外コージーミステリーから、ダイアン・デヴィッドソン「クッキング・ママは名探偵」。

料理好きの友人に『料理家が主人公で、作中においしそうなレシピが複数掲載されるという趣向の海外ミステリー連作に一時期ハマってたんだけど、結局1つも作らなかった!』と話したら、『興味あり!』と良い反応だったので、彼女に進呈することにしました。幸い本棚に全冊並んでいたので、送る準備のついでに、急遽、チャレンジの4冊目として紹介することにした次第です。

このシリーズ、今は手元にありません。上述のとおり、友人宅へお嫁に行きました(^-^)

4日目


3日目 池波正太郎「剣客商売」 2020.05.05

「7日間ブックカバーチャレンジ」3日目。

3冊目は、池波正太郎「剣客商売」。
池波先生の小説は、飲食シーンがとても美味しそうで、味わい深いです。出てくる料理そのものも美味しそうなんだけど、決して手の込んだ料理ではなく、素材の良さを味わうシンプルな料理が多く、登場人物がお菜に箸をのばし、口にいれて味わって「うむ、、、、うまい、、、、」と呟くのが堪りません。あの空気感がとても好きです。

3日目


2日目 アガサ・クリスティ「鏡は横にひび割れて」 2020.05.04

「7日間ブックカバーチャレンジ」2日目。

2冊目は、アガサ・クリスティ「鏡は横にひび割れて」。
クリスティから1冊を選ぶのは難しく、最初は「アクロイド殺し」にしようかと思ったんですが、「鏡は横にひび割れて」のテーマはまさしく今の時代にピッタリじゃないの!と気づき、こちらを紹介することにしました。(こんなこと書くとネタバレですね。すみません)

クリスティとの出会いですが、小学校の図書室で明智小五郎やホームズを読みまくって以来、推理小説好きになり、中学校の図書室で出会ったクリスティにハマりました。当時、複数の出版社がクリスティの文庫本を出しまくっていたためもあるのかな?何年かかったかわかりませんが、全作品を文庫で揃えました。残念ながら保管状況が悪く、しみだらけになってしまいました。30年以上ダンボール保管箱(しかも蓋がパカパカ)に入れてたのがまずかったのかもしれません。反省してます。数年前にクリスティ全集が文庫で新しく出てるから、好きな作品だけでも買い直そうかなぁ。

2日目


1日目 ナルニア国物語「ライオンと魔女」 2020.05.03

「7日間ブックカバーチャレンジ」1日目。

まず最初に紹介するのは、私の読書の原点、小学校の図書室で出会ったナルニア国物語「ライオンと魔女」です。洋服ダンスの奥に広がる異世界に憧れ、自宅の洋服ダンスで何度もチャレンジしましたが、日本の洋服ダンスって奥行き浅いよね...(泣)

就職して最初のボーナスでハードカバー7冊セットを大人買いしました。今も箱に入れたまま、本棚に飾っています。この写真を撮るために久しぶりに取り出したら、箱が埃を被ってました...(^^; 反省して、久しぶりに読み返そうと思います。

1日目


「7日間ブックカバーチャレンジ」 2020.05.03

「7日間ブックカバーチャレンジ」。

これはFacebookで流行っていた「読書文化の普及に貢献するためのチャレンジ」で、参加方法は好きな本を1日1冊、7日間投稿するというもの。本についての説明なしに表紙だけの画像をアップし、毎日1人のFB友達をこのチャレンジに招待する、という趣向だそうです。
大学オケ後輩と高校オケ先輩からバトンを受け取りました。バトンありがとうございます。7冊紹介できるかどうかわかりませんが、ゆるゆるとチャレンジしてみたいと思います。


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