CFS2−コクピットパネル


コクピットパネルはゲームとはいえ、忠実に再現されていて臨場感を盛り上げてくれます。
各機(各社)特徴が在り、見比べてみるのも面白いと思い画像を取り込みました。

 三菱零式艦上戦闘機21型 (A6M2)

 操縦感覚はデータを基に、忠実に再現されている。と読んだ記憶が在りますが、零戦21型が1番乗り易いと感じました。上昇、旋回、追撃もし易くて失速も起こりにくい良い機体ですが、攻撃されたダメージは一撃で操縦に響きます。ちょっと弾を喰らったかな、と思って追撃に移りますが、水平が保てない状態になっていたり・・・。それでも、意地で追撃しますが、逆に撃墜されて、錐揉み状態で海面に激突!
 三菱零式艦上戦闘機32型 (A6M3)

 21型と比べ、ほとんど変化を感じませんが、強いていえば少しクイックかな?という程度です。この取り込み画像はポーズをかけて、機体変更によりアトロポスで撮影したので、雲など同じ位置と模様ばかりになってしまいました。32型はコクピット内の機首機銃台尻の漢数字が不思議な雰囲気を醸し出しています。
 三菱零式艦上戦闘機52型 (A6M5)

 操縦感覚は32型と同じで、コクピットのレイアウトもほぼ同じです。この時期になると敵戦闘機が高速になっていて、補足し難く撃墜も思うに任せない状態でした。歴戦の戦闘機搭乗員となっていても、キャンペーン後半は難しいと思います。自分の得意戦法を編み出さないと、後半はきついでしょう。
 川西局地戦闘機・紫電 (N1K1)

 中翼の紫電をスポット撮影で見ると、なかなかカッコイイ機体です。しかし、水上戦闘機の強風から発展した割りに、全く似ていないのはなぜ?
 操縦感覚は癖が在り、非常に乗りにくく感じました。これはエアロシム社の機体データが悪いのか紫電改とは全く別物のイメージがします。慣れるまでのるには、相当時間がかかると思います。
 川西局地戦闘機・紫電改 (N1K2−j)

 トワイライトエクスプレス社版だと思うのですが、自信は在りません。追加ソフトが多く、どれが本来の機体データか覚えていません。というのも、基ソフトはオークションに出して手元には無いので、説明書なども無い状態。画像取り込み時に、ミッション名で判断して書いています。さて、操縦感覚はクイックですが、慣れれば総合的に1番と感じました。防御、攻撃、スピードとバランスが良く、穴の無い機体ではないでしょうか。(私は1番好きです)
 愛知99式艦上爆撃機11型 (D3A1)

 99式艦爆11型は南太平洋海戦までで、その後は22型に引き継がれました。日中戦争(日華事変)から太平洋戦争中期まで活躍し、命中率は他国の追随を許さぬほど優秀でした。操縦感覚は機体データとおり、スピードは出ませんが、狙いが付け易く高性能な飛行機という印象です。対空砲火を喰らうと、至近弾でも目標の爆撃進路から外れますので、輪形陣の薄い処を上空から確認しておくと良いと思います。
中島夜間戦闘機・月光 (J1N1−S)

 昭和18年春、小園中佐の提案で後ろ上方旋回銃座を撤去し、20mm機銃を斜め前上方と斜め前下方に各2門装備改修がされました。ラバウル方面では大型爆撃機の夜間迎撃にテスト使用した結果、予想以上の戦果を収め、18年8月23日に正式採用となります。
 操縦感覚は良いですが、20mm機銃での攻撃は予想以上に難しいです。主要航空戦内の『本土迎撃戦』のB-29攻撃法参照して下さい。
 三菱局地戦闘機・雷電21型 (J2M3)

 稲妻マークが印象的な雷電ですが、操縦感覚はクイック過ぎて慣れるまで時間がかかりました。エンジンは本来なら爆撃機用なので、追撃とか上昇は速く、一撃離脱戦法に向いていると思います。視認性はフレームが多くて、少し見難いと感じましたが・・・。
 中島97式3号艦上攻撃機 (B5N2)

 エアロシム社版の97艦攻。下の写真も同じ97艦攻ですが、こちらの方が視認性も良く、見栄えがいいと思います。操縦感覚は戦闘機のように素早い動作は望めませんが、魚雷を発射して艦船を沈没させられるのは面白かったです。1発で轟沈とはいきませんが、無敵モードで何度も撃てば撃沈できました。敵戦闘機と空戦して、自分の空戦技量を試すのも良し(笑)
 中島97式(?号)艦上攻撃機 (B5N?)

 勝手に左上にB5N2と書きましたが、判別できません。トワイライトエクスプレス社版の97式艦攻の操縦席です。上との微妙な違いは、こうして並べて見ないと解りませんでした。97艦攻には1号、3号が中島製で、2号は三菱の固定脚艦攻が在ります。実戦には使用されませんでしたが、地上での訓練用に100機前後が生産されています。
 96式陸上攻撃機 (G3M2)

 日中戦争では、中国軍の奥地へ長距離攻撃をかけ、大戦果を挙げていました。しかし、随伴できる護衛戦闘機が無く、損失機も多く出していた様です。太平洋戦争前に現地派遣された零戦部隊は、操錬も少ないまま実戦に投入されましたが、飛行時間の多いベテラン搭乗員の技量により、敵機が2倍程度なら制圧していました。操縦感覚は忠実に再現されているのか、非常に緩慢で難しいです。
 一式陸上攻撃機 (G4M1)

 これも上記と同じく、緩慢な動きで操縦は楽しく無いです。しかし、武装を変更して魚雷攻撃などは面白く、無敵モードで反復攻撃・・・(笑)または、爆弾で何度もしつこく反復水平爆撃(笑)。ラダー操作(キーボード)が上手くないので、機体を滑らせるという感覚が解りません。ミッションによっては、零戦が随伴してくれるので頼もしく感じます。