【PULP】新潮文庫
    著:チャールズ・ブコウスキー
ゴッホ今泉の表紙につられて買った一冊。とにかくくだらない。でも好きだ。
一見、不様で無能そうに見えて、その実、本当に不様で無能な私立探偵、ニック・ビレーン。わけのわかんないまま事件は起きて、そして、勝手に解決されていく。下品で小気味いいストーリー。
これが、きっかけでチャールズ・ブコウスキーを読んでみるようになったが、この人の小説は、短編にもかかわらず調子の悪い時に読むと、…疲れる。同じ話でも、その時の気分によって感想が違ってきます。
イラストは、【PLUP】は、【PULP】でも、タランティーノ監督の映画、【PULP FICTION】より。

町で一番の美女