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三菱 九八式陸上偵察機12型 (C5M2) 中国大陸偵察機
LS 72分の1 製品番号 A206 定価 300円
陸軍九七式司令部偵察機として採用されていた機体が優秀であると認めた海軍は、エンジンをハ-8から瑞星12型に換装した機体を三菱に発注しました。外観での違いは、カウルがスマートになった事と、ペラが2枚から3枚に増えている点です。
全幅 12.00m、 全長 8.70m、 全高 ? (乗員2名)
最高速度 487km/h、航続距離 1111km、
武装 後席7.7mm旋回機銃x1挺
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三菱 百式司令部偵察機U型 海軍航空隊偵察機隊
長谷川製作所 72分の1 製品番号 00266 定価 2200円
昭和15年8月に陸軍に制式採用された百式司偵T型は、その後にハー26エンジンの過給器を2段2速式に改良したU型に発展します。太平洋戦争初期に偵察機が無かった海軍は、高度5800mで604km/hを出した高性能な機体に目を付け、陸軍より少数の司偵を借用して偵察任務を行っていました。
全幅 14.70m、 全長 11.00m、 全高 3.88m、 (乗員2名)
最高速度 604km/h、 航続距離 2474km、
武装 7.7mm機銃x1挺、百式航空写真機、96式小航空写真機
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比較用に、同じ百式U型ですが有井製作所の製品番号53014を並べました。迷彩塗装は陸軍独立飛行第18戦隊所属機をモデルに製作しています。尾翼には、見え難いですが千里を走り還って来るという虎が描かれて、陸軍らしい雰囲気を感じられました。
太平洋戦争初期には、海軍に偵察専用機が無かったと本に書いて在ったのは以外でしたが、おそらく満足できる写真撮影と高々度飛行可能という意味での事だと思います。
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中島 艦上偵察機 彩雲11型 (C6N1) 第601空所属機
フジミ模型 72分の1 製品番号 C−18 定価 3200円(3機分)
戦局も押し詰まった昭和19年4月に量産に入り、同年9月制式採用となりました。ある偵察で「我に追いつく、敵戦闘機無し」と報告されたほど優速で、戦後アメリカ軍のテストでは、使用ガソリンが高品質な事もあり694km/hという日本軍用機最速記録が残されています。(1944〜45)
全幅 12.50m、全長 11.10m、全高 3.90m、全備重量 4500kg
最高速度 609km/h(11型) 639km/h(12型) (乗員3名)
武装 後部7.9mm旋回銃1挺、上昇限度 10740m
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九州 陸上哨戒機 東海11型 (Q1W1) 佐伯空所属機
Finemolds 72分の1 製品番号 FP15 定価 2200円
シーレーン(海上交通)確保の為に開発された機体です。主に潜水艦攻撃用に設計されているので、下方視界が良好。昭和19年4月生産に入りますが時すでに遅く、日本本土近辺まで敵艦載機が出没していました。資源の無い日本は、輸送船を守る事が命題となっていきます。(1944〜45)
全幅 16.00m、全長 12.085m、全高 4.12m、(乗員3名)
全備重量 4745kg、最高速度 332km/h、航続距離 2415km
武装 胴体後上方7.7mm旋回機銃1挺、250kg爆弾
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海軍空技廠 十八試陸上偵察機 景雲 (R2Y2) 木更津基地
Finemolds 72分の1 製品番号 FP23 定価 2000円
水冷12気筒エンジン2基並列に連結、4メートルの長い延長軸で機首の6枚プロペラを回す駆動形式。震電と共通した、3車輪式降着装置などは、現代の高速戦闘機と同じ理論に基づいた物です。昭和20年5月にテスト飛行を行ないましたが、満足出来る結果は残せなかった様です。(1945)
全幅 14.00m、全長 13.05m、全高 4.24m、全備重量 8000kg
最高速度(予定) 750km/h、航続距離(予定)3610km、(単座)
武装 無し
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