【聊斎志異】 岩波文庫 作:蒲松齢 編訳:立間祥介
趣味丸出しのイラストです。とほほ…12国が好きなことから分かるでしょうが、もともと、チャイナファンタジーものが大好きなのです。12国イラストが描けない欲求不満もあって、どんどんマニアックな方向に驀進しているようです。 【聊斎志異】は、丁度、日本での【今昔物語】のようなモノです。神仙、狐、鬼、化け物、など、“不可思議”が日常生活の中にとけ込んでいる怪異小説。
これについて、イラストレーターの南伸坊さんが、【聊斎志異】や【捜神記】を題材に、中国摩訶不思議漫画を描かれているのですが、もちろん、影響されています。シンプルな描線と何ともすっとぼけた味わいが絶妙なのです。ぜひ、ご一読を、
【侠女】 生員の顧は、金陵の人である。才能もあり書画にも通じていたが、暮らしの方はひどいモノだった。そんな、顧の隣に老婆と娘が越してくる。娘とよしみを通じる顧であったが、娘には…