【くちばしからチェリー】

いや〜EGO-WRAPPIN'はええね〜
「探偵濱マイク」私的に素晴らしくつぼなんだけど、あの時間帯、家にいないもんで、見れてないんです。(ビデオとれ)

シリアスなイラストばかり描いていると、ポップなノリのイラストも描きたくなる現象。もうちょい、弾けても良いのだけど…ね。根が真面目なのか…もう、歳なのか…

飛ぶ鳥よチェリー 熟れていく果実の誘惑
ほおばって 鮮やかなハイドロップ・ロック
しびれるよチェリー かわいた朝 パパイヤの誘惑
くちばしにチェリー さえずったらまさっかさま〜♪

………に惚れるのは、チーズケーキに惚れるのと同じようなモノだ。うっとりと至福に酔いしれて食べ尽くした一瞬の後、醜い脂肪を落とすために運動器具の上で何時間もみじめな時間を過ごさなければならなくなる。
問題は、この軽薄で、軟弱なろくでなしに惚れているかどうか?と言うことだ。
ギリッ、壬生屋は奥歯を強くかみしめると、低く絞り出すように言葉を吐き出した。
「……ちくしょう…」
言うに事欠いて“ちくしょう”である。普段の大和撫子ぶりが台無しである。もっとも、そう思っているのは本人のみであって、壬生屋が天然勘違い女であることは、5121周知の事実であった。
「…………」
壬生屋は握った拳を乱暴に装甲車に叩きつける。拳がジンジンと痛んだが、今心にある“答え”に比べれば、物の数にもならない。
考えるまでもなく、答えは、「イエス」だった。
「ああ壬生屋の女ともあろうモノがなんたる体たらく。
亡くなったお祖母様に合わせる顔もありません」
壬生屋は、空を仰ぐと、我が身の不運を嘆いた。
閉じた瞼の裏に、ノーテンキでろくでなしな色男の顔が浮かんだ。

………の部分には、好きな人の名前を入れて下さい。(言わずもがなだけど)私が書くと、どんどん、下品になっていく壬生屋さんでした。