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| 奥津では雨、林道に入るとみぞれ。道路にも5㎝の雪。登山口の表示のあるところで車を降り、雪の中を登り始める。20分で大神宮原展望台につくが、今は視界が利かない場所となっている。トレースの跡に、前日降った雪が覆っているが、まだたいした積雪で無いので登るのに苦労はない。 | 檜林を抜け、左に雑木林、右に檜林の尾根道を登って行くと、徐々に積雪は増してくる。傾斜も増し、いつしか30㎝の積雪となってくる。トレース跡は無くなり、一歩一歩のツボ足となる。ロープが登山道脇に張ってあるので、それを頼りの登りとなる。樹林の背丈が低くなり、前方が開けてくると、そこはもう1198m峰である。 |
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| 稜線は40㎝以上の積雪。無雪期なら頂上まで、大したアップダウンもなくすぐであるが、トレースが無ければ、まだ30分はかかる距離である。 | 眼下には奥津温泉の町並みが広がるはずであるが、今日は何も見えない。再び来た道を引き返す。1198峰からは、滑るように下れば30分で展望台に着く。雪は降っていたようだが、気温がやや高く積雪は増してない。 |