櫃 ガ 山 (湯原町) 954m
 
2002年1月12日の記録  2人
登山口12:40--1:30尾根取付1:35--2:50頂上3:10--大庭皿川出合地点3:45--4:40登山口
積雪  登山口 0p  頂上 30-40p 天気  晴れ
  国道313号線から直接登れる、手軽な山である。また湯原温泉から眺める櫃ガ山はピラミダルで、雪を被った山容は登ってみたくなる山である。登山口に積雪は無い。久納部落を過ぎ、5分も歩くと登山路のあちこちに雪が現れはじめる。沢を二つ横切る頃には、積雪は10pは超えてくる。尾根に取り付く斜面では30pの雪量となる。尾根に出るとまもなく樹林は終わる。
樹林を抜けると、すぐに五合目の標識がある。夏ならまだ低潅木で視界をさえぎられるが、冬ともなれば、ここから先は吹きさらしとなる。湯原の町並みと、大山、蒜山を眺めながら登ることとなる。
頂上直下の雪原と最後の急登は、午後日陰になるせいか、最も積雪の多い地点である。積雪は40p。

急登を抜け頂上間際。バックは湯原温泉郷。

櫃ガ山頂上。バックは大山と蒜山。展望は良好である。

下山は龍頭の滝方面へと下る。頂上から5分で星山への縦走路と分かれる。南向きの斜面となるため、積雪量はやや少なくなる。沢まで急斜面のためロープは張ってあるが、滑りやすい。沢からは緩やかな道となるがまだ廃村跡までは雪道である。雪も途絶えがちとなり、龍頭の滝に着く。ここから道も広くなりすぐに国道に出る。国道を500mも歩くと元の登山口にたどり着く。

 

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