宿保育園への思い
我が家の長男二十一才と二男十九才の息子二人は、
生まれてから二ヶ月余りから、六才まで宿保育園で
お世話になりました。今から思えば、無我夢中で子
育て、仕事にと毎日が忙しく過ぎていったように思
いますが、宿保育園があったから、安心して生活が
できたのだと、そしてわが子二人の現在の姿がある
のだと思います。ほんとうに感謝してます。
保育園の周りには、自然がいっぱいで山や小川、田
んぼにと遊んだこと、わらべ歌、英語遊びなどと設
定あそびに取り入れられ、「三つ子の魂百まで」と
言われるように、伸び伸びと育てて頂きました。
今でも我が家の宝物となっている、卒園の時に送っ
てもらった「あしあと」は、園長先生の手作りです。
六年間の成長と、思い出がびっしりと詰まっていま
す。どこにもないたった一冊の宝物。子ども達が、
それぞれに子育てするようになった時、読んでもら
えたらと大切にしています。それから、現在に至る
までその季節ならではの経験を重ね楽しみな、毎年
恒例になっている「OB会」には、必ず参加してい
る親子です。年々にOBの数も増え、日本中のどこ
にもない大家族の集合です。この魅力はどこから来
るのかわかりませんが、これからも宿保育園のOB
として大切にして行きたいと思っています。
そして、今後も保育園の発展を願いつつ共に元気で
生活ができますようにと祈っています。