第23番 医王山 薬王寺(やくおうじ) 無量寿院 |
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所在地 〒779−2305 徳島県海部郡日和佐町奥河内寺前285−1 電 話 0884−77−0023 宿坊 100人 遍路用品 一部あり 開 基 行基菩薩 宗派 高野山真言宗 ご本尊 薬師如来 ご真言 おん、ころころ、せんだり、まとうぎ、そわか ご詠歌 皆人のやみぬる年の薬王寺、るりの薬をあたへまします |
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神基3年に聖武天皇の勅願により行基が建立した。 弘仁6年(815)に弘法大師が平城天皇の勅命をうけて民衆の為の厄除け祈願寺とするため、薬師如来を刻んで安置し、厄除けの根本祈願寺とした。 |
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仁王門 | 仁王門の大わらじ | 仁王門より左折 |
ここの薬師如来には不思議な伝説があります。 文治3年(1188)の火災の時に焼失を免れるため、自ら玉厨子山に飛び去り、毎夜光を放っていた。 その後伽藍を再建し、新しい薬師如来を安置したところ、飛び去っていた薬師如来が再び飛び戻ってきて、新しい像の後ろに座られたので、後ろ向き薬師といわれるようになりました。 |
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寿老人 | 女厄坂 | 厄落しのお賽銭 |
厄除けの坂は、女厄坂は33段、男厄坂は42段、還暦厄坂は61段の石段があります。 石段の下には、薬師本願経を1000個の小石に一字ずつ書いて埋められてあり、一段毎にお賽銭を置きながら登っていく慣わしになっています。 正式には裸足か草履に履き替えるそうです。 還暦厄坂は、霊牌堂脇から瑜祇塔(ゆぎとう)へ向かう坂ですが、通行止めになっていて登る事はできません。 |
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ここより男厄坂 | 本堂 | 28本の丸柱 |
本堂内の28本の丸柱は、弘法大師が唐からもち帰ったインドの密教占星術の28宿説によります。 暦の下の欄あり、張、翼、房、壁などの種類があります。 |
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肺大師 | 後ろ向き薬師 | 瑜祇塔(ゆぎとう) |
本堂の外側を左奥に進むと「肺大師」といわれる霊泉があり、ラジウムを含んでおり、肺の病気に効くといわれて、人々の信仰の対象になっています。 |
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霊牌堂と瑜祇塔 | 寿老人 | お地蔵さん |
瑜祇塔(ゆぎとう)は、昭和39年、四国霊場1150年と、翌年の高野山開創1150年を記念して建てられた35メートルの高さで変わった形をしています。 瑜祇(ゆぎ)とは、大日如来の心臓部で金剛界を表し、塔のうえのとがった棒状の装飾は5本です。 |
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大師堂 | 大師直筆の「いろはに ほへと・・・」の写し |
鎮守堂 |
大師堂内には、「いろはにほへとちりぬるをわか・・・」と書かれた額があります。 弘法大師が「漢字」から「かな」を作ったことは有名ですが、ご存知でしたか? |
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十王堂 | 鐘楼 | ご神木 |
厄落としの方法は、石段以外にも二通りあります。 一つは、絵馬堂で抹香臼で年の数だけひく。 二つ目は、ご神木の斜め前にある厄除けの鉦を、こちらも年の数だけたたく。 |
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厄除けの鉦(かね) | 護摩堂 | ? |
観音像は、手にさげたかごに魚をいれています。 うみがめの産卵で有名な日和佐町にあるので、大漁祈願なのでしょうか。 |
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観音像 | 観音像正面 | 津田の松原SAの 七夕の笹かざり |