第65番 由霊山 三角寺(さんかくじ) 慈尊院 |
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所在地 〒799-0124 愛媛県四国中央市金田町三角寺甲75 電 話 0896-56-3065 宿坊 なし 遍路用品 単品あり 開 基 行基菩薩 宗派 高野山真言宗 ご本尊 十一面観世音菩薩 ご真言 おん、まか、きゃろにきゃ、そわか ご詠歌 恐ろしや三つのかどにもいるならば、心をまろく慈悲を念ぜよ |
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天平年間、聖武天皇の勅願により、行基菩薩が、弥勒菩薩のいる浄土に模して開基した。 弘法大師は、弘仁6年(815)に十一面観世音菩薩を刻み本尊とし、さらに三角の護摩壇を築いて21日間降伏護摩秘法を修した後、四国霊場65番札所と定めた。 |
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鐘楼門への階段 | 鐘楼門 | 参道 |
嵯峨天皇の厚い信仰を得て、寺領三百町歩を下腸された上、七堂伽藍を建立した。 天正9年に長宗我部の兵火にあい、本尊以外の12坊が焼失した。 |
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薬師如来堂 | 本堂 | びんずるさん |
嘉永2年(1849)に再建され、以来伊予の関所寺として知られると共に、開運厄除け観音、安産子安観音として信仰されている。 また、俳人一茶が寛政7年如月27日に三角寺に詣でており、「これでこそ 登りがいあり 山桜」と詠んだ句碑がある。 |
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279回巡拝の 中務義教の案内石 |
本堂周囲の地蔵群 | 大師堂前の地蔵 |
「奥の院是より五十八丁 毎夜御自作厄除大師尊像及御開帳阿り霊場巡拝の輩は.......中務義教謹誌」が本堂の前にそびえ立つ。 奥の院とは仙龍寺であり、279回という記録保持者であった。 |
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大師堂 | 大師堂の漆喰絵 | 三角池と弁財天 |
現在、境内にある「三角池」が護摩壇の跡であり、寺号になった。 |