第64番 石鉄山 前神寺(まえがみじ) 金色院 |
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所在地 〒793-0053 愛媛県西条市洲之内甲1426 電 話 0897-56-2745 宿坊 130人 遍路用品 単品あり 開 基 役の行者小角 宗派 真言宗石鉄派 ご本尊 阿弥陀如来 ご真言 おん、あみりた、ていせい、からうん ご詠歌 前は神うしろは仏極楽の、よろずの罪をくだくいしづち |
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奈良時代の初期に役の行者小角によって開基された。 本尊の阿弥陀如来像は、役の行者小角の作と伝えられている。 桓武天皇(781〜806)の病気平癒の祈願が霊験あらたかだったので、七堂伽藍を建立して、勅願所として定めると共に、金色院の称号を下腸された。 |
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鐘楼 | 大師堂 | 金毘羅堂 |
石鎚山は古来より修験の道場で、弘法大師も二度石鎚山に上り求聞持法を納められた。 大師はその後、四国霊場開創の時来錫し、護摩供の秘法を修し四国霊場64番札所と定めた。 |
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穴薬師 | 13仏 | 行場不動尊 |
文徳天皇をはじめ、高倉、須徳、後鳥羽、後醍醐など歴代天皇の厚い帰依があり、仏像や経巻など数多く賜り、宝物殿に保存されている。 中世には領主河野氏、江戸時代には西条藩主松平氏からも信仰された。 松平氏は東照宮を祀り、寺紋に三葉葵を許したといわれている。 |
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弁財天 | 稲荷堂 | 薬師堂 |
明治の神仏分離令により廃寺になるが、明治11年に現在地に移され再興された。 毎年7月1日に行われるお山開きは大勢の信者で賑わい、石鎚神社と共に石鎚信仰のメッカになっている。 |
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護摩堂 | 護摩堂の石づち | 本堂 |
行場(お滝)不動尊では、お金をなげて一度ですんなり受け取ってもらえると願いが叶うといわれています。 |
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地蔵群 | 石鎚権現への階段 | 石鎚権現 |
毎年7月11日には、石鎚権現が山を下るため、柴燈護摩があります。 御神体の御輿に頭上をくぐって頂く為に、沿道に四列になってござを敷いて何時間も座って待ちます。 法螺貝の音を合図に四列の信者を挟むようにして両脇から、何百という行者と三体のみこしが頭上を通過します。通過する時、「なんまいだ」の唱和と共に行者の方々が次々に錫丈で頭や体を打ってくれます。 初めて参加した時、あまりの感動で涙が止まりませんでした。 |