第51番 熊野山 石手寺(いしてじ) 虚空蔵院 |
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所在地 〒790-0852 愛媛県松山市石手2-9-21 電 話 0899-77-0870 宿坊 130人予約 遍路用品 一式あり 開 基 行基菩薩 宗派 真言宗豊山派 ご本尊 薬師如来 ご真言 おん、ころころ、せんだり、まとうぎ、そわか ご詠歌 西方をよそとは見まず安養の、寺にまいりてうくる十楽 |
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神亀5年(728)に聖武天皇の勅命を受けた伊予の大守の越智玉澄が鎮護国家の為の道場として伽藍を建立し、安養寺と名付けたのがはじまりとされている。 天平元年(729)に行基菩薩が来錫して薬師如来を刻み本尊とし、もとは法相宗であった。 弘仁4年(892)に弘法大師が真言宗に改め、51番札所に定めた。 |
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龍頭観音 | 天女像 | 大師像 |
バスを降りて道路を横切るとまず目につくのが龍にのった観音様です。高さは5メートル位はありそうです。手を洗う所も大きく立派です。 道路に面してあるのが太鼓橋で、渡らずの橋です。歩道と間違えて渡っている人がいますが、この橋の裏にはお経がびっしりと書いてあるそうです。 |
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太鼓橋(渡らずの橋) | 衛門三郎像 | 参道 |
ここは、四国八十八ヶ所遍路の発祥の特別な意味を持ったお寺です。 托鉢をしていた弘法大師に、庄屋であった衛門三郎が心無いふるまいをして、その後次々に八人の男子を失い、大師に罪を許してもらおうと大師の後を追いかけて20回札所巡りをしますが大師に会えなかったので、21回目は逆まわりにまわりますが(逆打ち)会えぬまま徳島の焼山寺で倒れます。 |
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仁王門 | 仁王門脇の童子 | |
枕もとに現れた大師に許しを乞い、今度生まれ変わる時は、人のお役に立ちたいと願うと、大師は小石に「衛門三郎再来」と書き、衛門三郎の手に握らせると、安心して息を引き取ったとされています。 |
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阿弥陀堂 | 阿弥陀堂の絵(10月にお祭りの時展示) | |
その後、領主河野家に男子が誕生したが手を開かず、安養寺で願をかけたところやっと手を開き、衛門三郎再来と書いてあるこの小石が出てきた。 その石を納めたので、安養寺から石手寺と改めた。(下の写真参照) |
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鐘 | ? | お祭りの花まつり |
本瓦葺きの本堂は五間四面の入母屋作りの鎌倉末期のもので、仁王門、鐘楼、銅鐘、護摩堂、石造五輪の塔など国宝や重要文化財に指定されている。 |
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本堂 | 韋駄天堂(いだてん) | 韋駄天 |
本堂と大師堂のお参りのあとぜひはいっていただきたいのが大仙洞です。 入場料100円いりますが、洞窟というのか長いトンネルといったほうがよい。 はいってすぐ左右に道が分かれていますが、必ず左のみちにいってください。 |
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大仙洞(八十八霊場 都卒天洞) |
大仙洞入口 | 毘沙門天堂 |
つきあたって外へ出たら折り返して帰ること。 うす暗い通路の両脇にお地蔵様をはじめ様々な仏様の石像が200メートル位びっしりと並んでいます。 途中で大きな三鈷杵や数珠やところどころに教訓などがかいてあります。 |
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絵馬堂 | 大師堂 | 訶梨帝母天堂 |
訶梨帝母天堂(かりていぼてんどう)は国の重文で、鬼子母神を祀っていて安産祈願にご利益があり、妊婦は堂の前の小石をいただいて帰り、無事出産したらいただいた石と新しい石の二つの石を奉納することになっています。 |
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三重の塔 | 三重の塔の四国八十八 ヶ所霊場のお砂撫で |
1+18の神?仏? |
三重の塔には真言八祖(龍猛、龍智、金剛智、不空、善無畏、一行、恵果、空海)の像がまつってある。 お祭りの時のみお砂撫でも出来る。 |
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1m程の石柱の上に 弘法大師の手形 |
護摩堂? | 穴地蔵堂? |
竹生島に伝わる弘法大師の手形に手を合わせてみると、男性の手にしては少し小さいように感じました。 |
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衛門三郎の石 | 本坊 | 安養閣(宝物殿) |
伝説の石を縁側のガラス越しにみれますが、大人がにぎってもおそらく握りきれないほどの大きさに感じました。 12年と13年には字は見えませんでしたが、14年には写真にもくっきりと移り、肉眼でもきれいに見えました。 |
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弁財天 | 兜跋毘沙門天 | 七福神? |
寺域は広く6万6000uと広く、街中にあることを感じさせないほどです。 山の上には巨大な弘法大師像が遠方からも見る事が出来る。 |
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道後温泉の湯脈の音 | 鐘楼堂 | 茶堂 |
山門と本堂の間の左のほうに1メートルほどの白い石柱があり、耳をかたむけると水の音がします。 これは道後温泉の湯元のお湯の流れる音です。 |
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釈迦堂 | 演舞場 | ミニ西国三十三ヶ所 |