第40番 平城山 観自在寺(かんじざいじ) 薬師院


所在地 〒798-4100 愛媛県宇和郡愛南町御荘平城2253-1
電 話 0895−72−0416  宿坊 300人  遍路用品 整います
開 基 弘法大師  宗派 真言宗大覚寺派
ご本尊 薬師如来
ご真言 おん、ころころ、せんだり、まとぅぎ、そわか
ご詠歌 しんがんやじざいの春に花さきて、うき世のがれてすむやけだもの


 大同2年(807)に平城天皇の勅願所として弘法大師が開基しました。
 大師は、一本の霊木から本尊の薬師如来と脇仏の阿弥陀如来、十一面観世音菩薩の三尊を刻んで安置しました。

 四国霊場第1番の霊山寺から最も遠い場所にあるので、「四国霊場の裏関所」とも呼ばれています。

仁王門 仁王

 開創後、平城天皇、嵯峨天皇が一切経、大般若経を納められ、御朱印と山号勅額を下腸されました。
 また、毎年勅使を下向させて護摩供を修せられたので、この地を御荘と呼び、山号勅額にちなんで寺のある街を平城と呼ぶようになりました。

仁王門天井の
十二支の方位盤
天皇の松 お忘れぽっくり地蔵

 寛永15年(1638)に、京都の空性法親王が巡拝された時、薬師院号を賜り、宇和島藩主、伊達宗利公の祈願所でもあった。

 寺には多くの宝物があり、それらは宝聚殿八角堂に展示しています。

宝聚殿 鐘楼 本堂

 本堂正面の足元に高野山の砂が埋められています。本堂周囲には、四国八十八ヶ所の砂も埋められています。
 高野山からはじめ、一周して、最後に高野山のお礼参りまで出来ます。

大師堂正面奥の院から本堂を取り囲む八十八ヶ所のお砂踏み 大師堂

 大師が平城天皇の病気平癒を願って般若心経の祈祷をしたことから、全国の信者から多くの写経がよせられ、それを奉納する為、心経宝塔が建てられました。

栄かえる 十二支守本尊八体仏 洗心池と心経宝塔

 ここでは、病気で苦しんでいる人にぜひ買って頂きたい手ぬぐいあります。
 
 ご本尊を刻まれた残りの木で弘法大師が「南無阿弥陀仏」の六文字と手印を残された宝判です。
 これを身につけると奇跡の回復があると言われています。
 1150年の間数々の不思議な霊験が伝えられています。四国中でここしかありません。
 一枚1500円です。直接行けない人は送ってもらえます。

 観羅に数枚置いておりますので、急がれるかたは原価でお分けしますので観羅までお電話ください。

篠山大権現 観音像 宝印の手ぬぐい