鑑定実話 9 病気運を知って癌の早期発見をした2人の例

 Iさんの場合

 Iさんは70代半ばの女性です。仕事は若いときから家政婦や付添婦として、他人のお世話をしてきています。
 最初に来られたのは、平成13年の6月で、そのときの相談内容は、息子さんとの同居の問題と、これからお世話する人との相性でした。
 鑑定中、どうしても言っておかなければならないと思い、腰痛になりやすいことと、婦人科系の病気になること。特に平成14年に婦人科系の病気になりそうなので、一度検診を受けることを勧めました。
 しかし、本人は年齢が年齢なのでむしろキョトンとした表情で、半信半疑のようでした。

 ところが、8月の中頃に腰痛になり、足が立たなくなったので、一人暮らしなのでやむなく入院をすることになりました。

 不思議な事は、入院中におこりました。
 今まで、一度もなかったことなので、本人もびっくりしたそうですが、病院のトイレに行った時、下着にお線香の細さで長さ5〜6cmの出血があったのです。

 本人の言葉によれば、私の鑑定を聞いていなかったら、それと病院に入院中でなかったら、気にもとめなかっただろうと言っていました。
 
 とにかく、私が注意するよう言っていた事でもあるので、看護婦さんに思い切って報告したら、「ついでだから、みてみましょう」ということになって、診察した結果、早期の子宮癌が発見され、9月の初めに手術をして、12月に退院しました。

 平成14年の5月に来られて、今までの義理もあり、どうしても放って置けない人のお世話をしてもいいかとの相談がありましたが、まだまだ油断できない運勢なので、とにかく自分の健康管理が一番なので絶対お断りするように言いました。

 Iさんの場合、後にも先にも出血はこの時一度きりだったそうで、なにか目に見えない力によって救われたのではないでしょうか。


 Jさんの場合

 Jさんは30代半ばの女性です。
 Jさんのお母さんは四国八十八ヶ所の先達さんです。お母さんとは友人のようなお付き合いをさせていただいています。
 Jさんが来られたのは平成13年の11月頃でした。
 
 いろんな相談のなかで、やはり病気運が見つかり、今年は半年毎の検査が必要ですといいました。

 平成14年の4月に四国八十八ヶ所巡り時、お母さんと偶然一緒のバスになり、Jさんが乳房にシコリを見つけ、近くの病院にいったが結果が出ないので、大学病院にいってはじめて癌と診断されたそうです。

 大学病院の先生に「よくこんな小さいのがわかったなあ」といわれたそうです。手術することなくすんだそうで、たいへん喜んで感謝していただきました。