鑑定実話 5 病気回復と結婚を両方実現

 E子さんが来館したのは平成12年の10月の初めでした。明るい笑顔ではいってこられ、口調もはっきりし明朗快活な性格のように見えましたが、実は心の病をもち、うつの状態が強く、N病院で治療中でした。

 来られる度に病状は悪化の一方に向かっているようで、薬はどんどん強いものになり、回数もふえ間隔も短くなり、自殺願望を口にするようになり危険な状態のように見えました。

 二人姉妹の姉が先に結婚して家を出たことで、自分が養子をもらって家を継がなければならないのに、40才を過ぎてからは見合いも少なくなり仕事にも行っていないので、出会いもありません。家への責任と孤独に苦しんでいます。

 鑑定の結果、運気からすると今年は出会いや結婚の年であり、病気も良くなるはずですが、過去の運気をひきずっていてうまくいきません。私としては、折角の幸運気をいかして節分までに何とかしたいという気持ちでいっぱいです。姓名判断では、良くない所が多いので、少しでも運をあげる為、11月に改名をしました。

 気分転換の仕方とか世間話をして帰るときは元気になっていますが、家に帰って一人になるとまた同じで、淋しいとか死にたいとかいってたびたび電話をかけてきます。私は、運勢の専門家ですが、医学のことはわかりません。
 
 13年の1月にはいり、とにかく節分までに手を打つ必要があったので、家からみて南西の病院に入院することを急がせましたところ岡山大学付属病院に1月30日に運良く入院できたという連絡がありました。

 その後、連絡がはいらず心配していたところ7月にはいって、明るい声で治療のかいがあり、退院したことと、入院中同じ部屋の人の夫の友人と知り合い病気の事も何もかも承知の上で、結婚できたという二重の喜びの報告がありました。改名と吉方位使用が好結果を呼びました。いつまでも仲良く元気で頑張ってくれるよう祈っています。 


 追伸

 平成14年9月28日に久しぶりに電話があり、11月に子供が産まれるので名前を頼まれました。男の子だそうです。
 40歳を過ぎた高齢出産ですので、頑張ってほしいです。

 2年前では予想も出来ない幸せいっぱいの声を聞き、まるで自分の孫が出来るような気持になり、一安心というか、たいへんうれしく思いました。