鑑定実話 4 家の増改築が死を招く

 D子さんは、私の友人でした。娘さんが出産のため里帰りするので平成9年に南西の部屋を畳からフローリングにしたいと相談されました。この年にその場所をさわると生命にかかわるので反対しましたが、ききいれず改造してしまいました。

次の年、今度は北東の場所の台所にシロアリがでて床がフワフワするから床を張りなおすというので、今度やったら本当に死にますよときつく忠告しましたが、やはりやってしまったのです。

 その年の秋,癌にかかり平成11年4月18日に死亡してしまいました。1週間後に娘さんから今後の事の相談に乗ってほしいと電話がありましたが、その時私自身咳のとまらない風邪をひいていたので、赤ちゃんに移ったらいけないので、風邪が治ってから会う約束をしました。

 次に連絡が入ったのは6月12日で、たった一人の弟が6月5日にくも膜下出血で急死した知らせでした。不思議な偶然ですがD子さんの49日の法事の日にあたりました。

 家を増改築する時は、家族の運勢の時期と場所をきちんとみてからしないと、そこに住む家族全員に影響がでます。
今更ながら本当に残念でなりません。