鑑定実話 1 結婚式を目前に控えて破談

 A子さんは、年の瀬も押し迫った平成12年12月の末に、2人の友人と来館されました。1人目の友人の鑑定を聞き、怖いほど当たっていたので、緊張と不安な表情で鑑定が始まりました。

 A子さんは、2年間付き合っていた彼と1月に結婚式を控えて、少し不安な気持ちで、2人がうまくいくか聞きに来られたのです。誰でも結婚が近くなると、大なり小なりマリッジブルーになり、気持ちが揺れるものです。

 鑑定の結果、A子さんと彼の出会いの時期に問題があり、特にA子さんにとって正確な判断力のない時であり、だまされたり、隠し事をされていると判断しました。

 また、相性をみるとこれも余りよくない組み合わせで、恋人時代はうまくいっても、結婚すると次第に気持ちが離れてしまい、最悪の場合暴力を振るわれるパターンになりやすいと忠告しました。その時期は、平成15年につよく出やすく離婚の可能性が高いと出ていました。 

 ただし、あくまでも統計学的な現象なので、お互いが思いやりの心をもち、困難に対しては協力しあって乗り越えるように頑張れれば良い事ですが、なかなかうまくいきにくいものです。運勢鑑定家は、あくまでも運勢学の専門家としてサポーターとして助言する立場です。
 運命を決めるのは、自分自身ですからよくよく考えるようにいいました。
 今ならある意味で間に合ったと言えるでしょう。

 その後、彼が2年前の彼女と続いていたり、ほかに2人の女性と遊んでいる事がわかり、問い詰めたところなんで俺の気持ちがわからんのかと逆切れされ、暴力を振るわれ、結婚を取り止める決心をしたそうです。

 2月に本人が来館し、自分に相手を見る目が無かった事と、結婚する前に解って良かったと、家族ともども感謝していますといっていました。