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簡単海外パターン Dot's Little Ditty Bag  |  ヂャンティ織り |  青いミニバッグ完成

簡単海外パターン Dot's Little Ditty Bag 2013.06.18

中2の女の子から、一昨年書いたレース編みの海外パターン「FanBookmark」の紹介記事に、自分も編みたいとのコメントを貰いました。 自分で英文パターンを読もうと努力する頑張り屋さん。 彼女が興味を持ってくれるといいなぁと期待して、もっと簡単な海外パターンをご紹介します。

Dot's Little Ditty Bag

細編みでまーるくぐるぐる編んでいくだけのちっちゃなバッグです。 1段目以外に立ち上がり目が無いのも楽ちん。 入れ口の止め方がおもしろいでしょ。 片一方だけを長く編んで、もう片一方の開け口に通して止める仕組みです。

私は目薬やアロマオイルの瓶や軟膏や鍵を入れ、フックにぶら下げて使っています。 写真はアロマオイル瓶入れと目薬入れ。(中身見えないけど)


ヂャンティ織り 2013.06.12

お隣の奥さんが裂き織りの体験レッスンで作った敷物を見せて下さったのをきっかけに、昔買ったヂャンティ織り器を思い出し、引っ張り出してきました。

写真左はヂャンティ織り器のセット一式。 ケースの中にこれだけ入っています。 2000円程度で買える小さなセットです。 この原始的な織り器に糸をかけていくだけで、小さな四角い布を織ることができます。 7cm角と10cm角の二種類のサイズが織れます。

写真右は細織りという技法で7cm角の布を織っている途中。 機織り機の経糸と横糸の、横糸を針で通していると思って下さい。

上の写真は織り終わった布。 このままコースターとして使えます。 右は途中経過を載せた細織りで、左は平織りという技法で織ったものです。 平織りは縦横縦とまばらに糸を張ってから最後に横に織っていく簡易織りで、まばらな織り目になります。 細織りの方が織り目がみっちり詰まりますが、その分、織るのに時間がかかります。 お隣の奥さんに見せようと思って両方のサンプルを織ったけど、細織りはちょいと疲れました(^^;  平織りと細織りの他にもヂャンティ織りで織れる技法は複数あるんですが、私の技術が追い付きません。

花のような柄を織ることもできるし、完成した布を沢山組合わせることで大きな作品を作ることも出来ます。 小さいながらも可能性を秘めた技法ということで、ニットの伝道師こと広瀬光治さんもヂャンティ織りに注目され、ヂャンティ織りの作品を複数発表されているそうです。

この織り器の名前、「ジ」ャンティではなく「ヂ」ャンティです。 ヂャンティは仏語の gentil で、かわいい、可憐という意味だそうです。 確かに可愛らしい織り器ですよね。


青いミニバッグ完成 2013.06.10

姪っ子's用の色違いミニバッグ、2つ目は青で作りました。 赤と青を少しずらして重ねて写真撮りました。 青の方が2段分小さいんだけど、わかんないですね。

先月、赤をアップした時には2つ目は白で作ろうと思っていたけど、子供に受けるのははっきりした色!と思い直し、青に変更しました。 下の姪は水色が一番好きな色らしいし。 多分、お姉ちゃんが赤を、妹が青を、選ぶだろうと予測しています。

  • パターン:河出書房新社「かぎ針編みのぺたんこバッグ」のP.12-13
  • 糸:ダイソー スパイシーリネン 5玉弱
  • 針:6号かぎ針

下の方の柄、はっきりと縦ラインが出ていますが、これは細編みのいわば松編み模様なんです。 ×○○× を続けて編んでいます。 ×は細編み、○は鎖編み、です。 下の段の鎖編み部分に細編みを編み付けます。 これを続けると、右側の細編みの編み目が上下に繋がって、松編みなのに縦ラインがくっきり出るんです。 驚きの地模様です。


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