ある日の出来事(その1) 



 私の机の中は2年前の夏(2000年)から、コーラのおまけのFFフィギュアが並べられるようになっている。
並べだした当初、一部の上司の反応は変わっていた。


1年目の場合


上司K「へぇー、(コーラのおまけで)FFのフィギュアが付いてくるんだ。」


・・・とFF好きの上司K。ちなみに、40代の妻子持ち(小学生の子供2人)


アデュー「こんなのがありますよ(と言ってエアリスのフィギュアを出す)。」

上司K「あっ、エアリスだ!」

アデュー「これが一番GETし易いんですよ」

上司K「頂戴、頂戴〜。」


本当に欲しそうだったので、あげると・・・。


上司K「わぁ、ありがとう(と言って自分の引出しの中にしまう)。」

アデュー「何かつい、集めちゃうんですよねこういうの。」

隣りの上司N「ハハハ、子供じゃ〜。」


・・・と笑う上司N。ちなみに、30代の妻子持ち(小学前の子供2人)




2年目の場合


上司N「何か、今年もさりげに増えてない?」

アデュー「増えてますよ。」

上司K「本当だ。」


・・・と引出しを開けて話をしていると突然


上司Nあーっ!!

アデュー「ど、どうしたんですか?」


私の引出しの中を指差す上司Nの先には・・・






                  結構お気に入り

               モーグリのフィギュアがあった。

上司N「モーグリがいる!」


・・・と言ってフィギュアを持ち、自分の引出しの中に入れようとする上司N。


アデュー「ダメですよ。」

上司N「えーっ(と残念そうに戻す)。」

上司N「モーグリが欲しい〜。モグ、モグ〜!」

アデュー「1個しか無いんでダメです。」


おもむろに自分の引出しを開ける上司N。


上司N「コレと変えてあげるから。」


・・・と言って取り出したのは、ペプシのボトルフィギュア(ペプシマンのシリーズ)。


アデュー「要らないですよ。」

上司N「それじゃコレも付けるからぁ〜。」


・・・と言って出てきたのは、ペプシのボトルフィギュア計5体。


アデュー「数を増やしてもダメですよ。」

上司N「えー、残念。コレなんかシークレットバージョンよ?」


何故か詳しい上司N。


アデュー「これならあげますよ。」


言って取り出したのは・・・






                    FF9に出てくるごっついオッサン(笑)

上司N「スタイナー要らない。」


即答する上司N。


 何でアンタが、このキャラの名前を知ってるんだ?しかも、即答。
・・・と心の中で思ったが口に出せない。

こんなに、くだけた(壊れた?)職場も珍しいのではと改めて考えさせられた。




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