2004.02.08更新


 

コンフュギレイションの解析

CHART NO.3 深田恭子

チャートファイルの第3番目は、若い男性にファンが多い女優の深田恭子さんです。彼女のコンフュギレイションの特徴はリファレンスのNO26にあるメディエーション&ヨードです。そしてチャートのタイプが月をハイフォーカスとするファン・タイプとなっています。従って、運勢の中心はこのパターンに関連する星たちが重要な役目を果します。特に、月はパターンのキープラネットでもあり、コンフュギレイションの構成惑星でもありますから、その働きには極めて大きなものがあるといえるでしょう。具体的にこの月の働きを見ますと、第11ハウス(友人・団体・希望)を支配して第9ハウス(外国・精神・マスコミ)に入り、太陽、金星、木星とオポジションを形成し、第3ハウス-第9ハウスの軸が強調されています。太陽、金星、木星のある第3ハウスはコミュニケーションのハウスですから、誰かに自分の考えを述べ伝えたい、発表したいとの強い衝動があることが分かります。この欲求や衝動をカルミネートした第9ハウスの月がオポジションで受け取って世間へと反映して行くことになります。そして、月は第3ハウスの天王星、第11ハウスのノードとの間にヨードを形成していますから、月から発せられたメッセージは第3ハウス天王星が表す電波によって人々に広く伝達され、さらに第11ハウスのノードが表すファンからの支援や緊密な交流関係を次第に形作ってゆくことが読み取れます。簡単に言えば、メディアを通じてスターとなってゆく典型的パターン、そういう事になるでしょう。この他に、彼女のチャートを概観したときに受ける印象として、星のコンフュギレイションが純粋だということです。多くのチャートを見ていると、同じチャートの中にいくつものコンフュギレイションが錯綜していることが珍しくなく、どのコンフュギレイションが主として働いているのか判断に苦しむものがあります。しかし、彼女のチャートはメディエーション&ヨードのパターン以外にはコンフュギレイションが存在しませんから、周囲から見ていても人生の流れが明確で、迷いが生じ難いこともチャートとして優れていると言えるでしょう。尚、以下に彼女のチャートから見た結婚運も分析してみますので、研究の参考として下さい。

結婚運を判断するには多くの要素がありますが、基礎的な判断法としては、第7ハウスについての分析が第1です。次に、女性は太陽と関わる惑星の是非を見てゆきます。最初に彼女の第7ハウスを見ますと、ハウス内に星はなく、ハウスのルーラーを主として判断します。判断材料は魚座の主星である海王星と副星の木星です。主星の海王星は第4ハウスにあり、彼女が伴侶に理想的な家族としての役目を期待する事が示されています。また、副星の木星は第3ハウスにあり、近親者のような深い人間関係において金銭的な支援や賛同を与えてくれるタイプの男性を期待していることが示されています。つまり、彼女は自分を世間から見えない立場で強く支えてくれる男性を求めていることが分かります。また、第7ハウスに関連して、第1ハウス(自分自身)のルーラーも結婚に大きな作用があります。彼女のチャートでは、第1ハウスのルーラー水星が第2ハウスに入り、土星、冥王星とステリウム、火星と海王星とセクスタイルという配置になっており、第2ハウスと第4ハウスが強調されています。これは、結婚に物質的な価値(第2ハウス)、生活の安定性(第4ハウス)を指向していることを窺わせるものです。これまでの分析を総合すると、彼女はかなり結婚には堅実で保守的な傾向があることが読み取れます。最後に、太陽が関わる惑星から導かれる結婚運気を見ると、太陽の進当惑星はタイトにコンジャンクションする金星が第1です。木星とはコンジャンクションが広すぎますし、月とはセパレートアスペクトですから、結婚に影響を与えるアスペクト惑星は金星だけだと判断出来ます。従って、金星が太陽唯一の進当惑星となります。金星はハンサムな男性、マナーやセンスの良い洗練されたタイプと判断できます。ただ、コンジャンクションは美点とともに欠点も強調されますから、彼はもてるために女性問題も発生することが懸念されます。特に、金星は蠍座でデトリメントとなりますから、金星の美点を損なう蔭での損失があることを予想させます。また、金星が蠍座にあると、彼は長男や後取り息子の可能性もあるでしょう。

以上、皆様の参考になれば幸いです。