<ご挨拶> 「独立行政法人化とその将来」 |
平成16年4月から国立大学が独立行政法人化されます。臨床検査技師にとっても、無縁ではありません。独立行政法人化後の大学の機構についてはおおまかな姿が見えてきましたが、それ以外の面は何がどう変るのかよくわかりません。たてまえは、競争原理の導入による大学の活性化と個性ある教育・研究の推進ということですが、たとえば保健学科の場合大学院後期課程(博士課程)新設という大目標がある中で、中期目標・中期計画として5年先まで他の学部・学科にはない特色ある教育・研究面での目標と年次計画を立てて、それらを実行していかないといけません。中期目標・中期計画がどれだけ達成できているかで、保健学科が評価され、それが人事・予算配分に関ってきます。しかし、博士課程ができるか、どういう形のものができるかで、教育・研究体制や計画は変りますから、予測しきれない部分や、計画してもそのとおりには行かない部分ができてきます。文部科学省も岡山大学の中枢もそれは分かっているのでしょうが、国立大学の中から湧き上がってきた時代のニーズに呼応したものではなく、あらかじめ決められた国の行政改革の一環として行われる独立行政法人化ですから、多くの職員は何がどう変るのかピンと来ず、管理的立場の人間はとにかく何かをしなければと必死になっているのが現実です。これで、どれだけ大学の活性化と個性ある教育・研究の推進につながか、危惧せざるをえません。 しかし、独立行政法人化自体は、それが官僚体質・公務員体質からの脱却とほんとうの意味で大学の自由競争の拡大につながるのなら、悪いことではないと私は思っています。独立行政法人化されても医療の根本理念が変るものではないし、保健学科が目指すヘルスプロモーションや在宅医療・介護支援、そのための基礎研究と臨床応用、情報ネットワーク造り、行政、医療・福祉機関、さらには企業との連携には変りありません。地域に質の高いコメディカルを送り出すと同時に、中四国におけるコメディカルのための再教育あるいは生涯教育の核をつくること、医師、歯科医師、薬剤師と共通教育を行い、チーム医療の基礎造りと促進に寄与したいという理念も変りません。競争原理導入の中でこれを推し進めていくためには、機構再編も必要でしょうし、早く目に見える成果をあげる必要もありますが、我々がこれまで掲げてきた理念や目標はこれからも変らないことをお伝えしておきたいと思います。 |
<同窓生だより> 「卒後一年の現状と将来への方針」 医学部保健学科検査技術科学専攻第一期生 落合裕隆 (岡山大学大学院医歯学総合研究科衛生学・予防医学分野) |
医学部保健学科検査技術科学専攻の第一期生として卒業後、私は衛生学・予防医学の大学院へと進学しました。 私がなぜ衛生学・予防医学の大学院へ進学しようと思ったのかというと、「将来、感染症・食中毒を把握しその対策を立てる機関へ就職したい」と考えたからです。しかしながら、私は大学三年生の冬休みあたりから、学部卒業の時点での自分の能力ではそういった機関に就職することはできないことを感じました。さらには自らが希望する機関の採用条件の一つが「修士以上の学位を持つこと、できれば博士の学位を持つことが望ましい」でした。よってその分野に関する知識と、その知識を現場へと実現していく実行能力、そして学位を得なければならないと考え、大学院へと進学しました。 大学院へ進学してまず学んだことは、疫学理論でした。そしてその疫学理論において私は、ある物事を客観的に評価するにはどのような対象を選び、どのような手段を用いて、どのような指標を用いればよいかということを学びました。又、フィールドワークとして、私は食中毒アウトブレイクが起こったという地域の保健所に行く機会がありました。そこでは現場の方々が収集してきたデータを基にして、どのようにしてその原因食品・汚染経路を推定し、当時はどのような行政対応を行い今後の再発防止をしたのか、さらには現場の方々の当時におけるデータ収集(インタビュー内容、検査内容など)は適切であったのかについて議論しました。このことは地域における現在の食中毒対応と、それに求められる実行能力を知るよい機会となりました。その後私は教官と共にそのデータを改めて解析し直し、国内外の先行研究やマニュアルを基にして、原因食品・汚染経路を推定し今後の防止策を立案しました。これについては今年度中に学会発表する予定です。他にも「ストレスと健康」の岡山調査や、「某企業の開発した新健康食品の健康促進効果」についてのプロジェクトに参加することで、感染症・食中毒に関わらず物事をどのように実現していくかという実行能力を磨くことができました。 今後の方針として来年度(2004年度)には、実際に感染症・食中毒アウトブレイクの起こった現場に行き、生の現場を体験したいと思っています。又同時にHIV、インフルエンザのpreventionについての研究をしていきたいです。そして将来的には、希望の機関に就職し、感染症・食中毒から人を守りたいという自らの理想に近づいていきたいと思っています。 |
「卒業後10年」 医療短期大学部5期生 井原 明美(サイトサポートインスティテュート株式会社) |
突然友人からの電話に驚いた。今年ちょうど10年の節目にあたり、あらたまに投稿してほしいという依頼の電話だった。それより、卒業して今まで自分が何をやっていたのかを振り返るのにいいチャンスだと思い、この依頼を受けることにした。 福岡で仕事を見つけたいと願っていたので、卒業時にはまだ就職先も決まっておらず、また、国家試験もどうなるかわからなかったので、不安でいっぱいだったことを思い出しました。そんな不安も国試の合格とともに消失し、仕事もみつかり嬉しかったことを覚えています。 最初の勤務先の福岡青洲会病院では就職して二ヶ月で夜間当直のローテーションの一員に加わり、緊急検査や、心肺蘇生法を学びました。その後、なんでも屋さんのように一般検査や血液検査、生化学、輸血、心電図、腹部・心臓超音波、脳波、心臓カテーテル検査と覚えなければいけないことがたくさんあり、MRI検査まで検査技師が行っておりました。月8回の当直は月日が経つのを早く感じさせられ、あっという間に30代突入してしまいました。しかし学ぶことも多かった。そのおかげで治験実施する医療機関の支援を事業とする企業に転職するきっかけとなった。 現在治験コーディネーターとして2年目に入り、いろいろな医療機関へ派遣されている。後輩も増え未熟な自分だけども指導するという責任も担うようになった。治験コーディネーターは治験依頼者と医療機関のパイプ役であり、また、被験者様とのスケジュール調整等重要な仕事となっている。社会人というだけでなく企業人という感覚も自然に身につき、一般常識が問われるようにもなった。何も知らない自分が恥ずかしく思うこともあるが、早い時期に気づかせてもらって有難いと感謝している。そんな日々を送っているが、結婚のことも考えないこともない。しかし今は仕事が楽しい時期であり、私生活も充実していることから、しばらくは今の生活を続けていくだろう。これから10年後はどんな人生を送っているかはわからないが、いつまでも好奇心をもっていろんなことに挑戦している自分でありたいと思っている。 |
「卒後20年によせて」 臨床検査技師学校10期生 宮原 幸恵 |
この度、「卒後20年を振り返って何でもいいから書いてほしい。」と懐かしい同期生から依頼を受けまして、大きく衝撃を受けました。なんと、いつの間にか20年!!卒業したのは、ついこの前のような気もしますし、20年の歳月の重みもひしひしと感じるのでした。 私は、いまや昔語りのようなオンボロ(すみません)臨床検査技師学校を卒業して3年後、細胞検査士となり12年間細胞診の仕事をしていました。しかし、5年前看護師になることを決意して仕事をやめ、3年間看護学校に通った後、ついでに保健師養成の1年コースにまで行ってしまいました。この春から新人ナースとして、若い人たちに混ぜてもらって働き始めます。(コワイよ~。いえ、怖いのは、注射をされる患者さんの方でしょうね。) 細胞診の仕事は大好きで、多分、看護師よりも細胞検査士のほうが自分に向いていると思います。しかし、ほとんど迷いもなく看護の道を選んでしまいました。やっぱり看護師がいいかなと思い始めたのは、細胞検査士になって1年もしないころでした。日々、がん細胞でいっぱいのスメアを見るたびに、私はこの患者さんに何もできないと無力感を感じていました。しかし、細胞診も面白かったため、出産・育児をしながら仕事をしておりました。ところが、そんな平和な生活は長く続かず、なんと自分の夫が、直腸がんになってしまったのです。私は、大いにうろたえましたが、自分が、がんについての知識があるにもかかわらず、病気の夫を目の前にして何もできないことが、大変ショックでありました。 このような中で私を支えてくれたのは、看護師さんたちの声かけであったのです。今思えば、共感的な傾聴(相手の立場に立ち、相手が言おうとしていることを心を注いで聞くこと。)、思いやりのある励まし、家族への指導が適切になされていたのだと思います。在宅療養に向けて、IVHの管理や清拭などの清潔を保つ技術、これから起こりうることへの対処の仕方など、色々と相談に乗っていただきました。何より心強く思ったのは、いつでも心配事や不安をしっかりと聞いてくださり、対処方法を私にできるやり方で教えてくださることでした。家族が「これならやっていける」という自信や前向きな意欲を引き出す関わりがなされていたのだと思います。ターミナル期の看病は大変でしたけれども,本当に多くの方々に力を貸していただきました。それは、幸せなことだったと思います。欲や金銭などから離れた、人間として大切なものに触れたような気がします。悲しいことでも、必ずよい面があるものですね。 ただ、残念だったことは、訪問看護ステーションが人手不足で、遠方の我が家には訪問看護に来てもらえなかったことです。ターミナル期の在宅療養では、家族はいつも不安にさいなまれます。そのときの無念な思いが、今の私を動かしているのかもしれません。 あるホスピスの先生が「心を救う最大の要素は、日常性の中に居られることである。」と言われましたが、現実には、なかなか難しいことです。住み慣れた自宅で、家族に囲まれて療養できる―そのための看護を目指して生きたいと思っています。(高齢者人口増加による施設不足・人手不足と、医療費削減政策により、自宅療養を余儀なくされるケースが、これから増加してくると考えられますヨ。) 最後に私の好きな言葉をひとつ。「楽観主義こそ、すべてを成功に導くところの信仰である。希望がなければ何事も成就しない。」要するに、「何とか、なるようになるさ。」「明日は明日の風が吹く。」でしょうか。行き詰ったら、運を天に任せて脳天気になってみるのも結構いいなと思うこの頃です。 皆様のご健康と幸せをお祈りしております。そして、平和な世の中になりますように。 |
「公的病院のゆくえ」 衛検8期生 細野 芳美 (大阪府立呼吸器・アレルギー医療センター) |
ようやく春が訪れ、何よりも日照が長くなり、暖かさを感じるのが嬉しい。北海道生まれの私にとって近畿の寒さなど笑止の至りなのだが、寒い時は寒い。 一部を除く国立病院の法人化に伴い、大阪府立の5病院もその方向性を模索している段階だ。当院は開設50年を経過し、一時1010床の病院として運営されてきたが、この4月より640床と規模を縮小し府の政策医療の一環として結核、肺癌、アレルギー疾患を主な対象としている。 当検査部門でも、病院の運営方針に沿った検査に重点を置き実施してきた所だが、府財政改善計画の一環として検査は基本外注委託の波が押し寄せている。不採算で急を要しない項目は委託しつつ、分析系を含め今少し検査業界を注視し、府職員による院内検査を実施する方針だ。医師3、技師37、作業員3の40人を越える組織が今後どのような方向に行くのかは誰も解らない。唯思う事は、医療は患者が主体であり、チーム医療の中で技師がいかに患者の為に「all for one, one for all」の立場で業務ができるかが大切な事だと思う。 或る先生が、技師は技術の教育は受けているが学問をしていない、と言っていた。この事は医療の質は、実施する人間の資質、に由来すると考えられ、この点が改善されれば検査組織の運営もスムーズになると考えている。 技師学校を卒業して30年余が経過し、その間多くの人から多くの事を学んだ。学会等に参加すると特別講演と称し医療界以外の著名人の話を拝聴する機会があり私は出来る限り聴く事にしている。作家、僧侶、考古学者、会社会長…等の話を聞くうちに、価値観の多様性を実感する。検査の中には繊細さ、微妙なセンスを要求される業務もある。しかし、"think globally, act locally"を心掛けたいと思っている。 当機関紙を読まれる皆様の益々のご発展を祈っています。 2004年春 |
<卒業生だより> 「大学生生活を振り返って」 島田 由香理 |
平成14年度に岡山大学に入学してから、あっという間に月日が経ち、もう卒業を迎えようとしています。私は、さらに幅広く、深い知識を身につけたいと思い、医療技術短期大学から、3年次編入生として入学し、この大学で2年間の学生生活を送ってきました。 改めて振り返ってみると、様々なことが浮かんできますが、最も思い出に残るのは、1年間という大学生生活の半分近くの時間を費やした卒業研究です。論文検索から、研究の進め方、まとめ方、そして結果が出たときの喜びなど、本当にたくさんの経験や知識を得ることができた、貴重な日々だったと感じています。 また、楽しい時、悲しい時、つらい時、励まし合い、一緒に大騒ぎしながら過ごしてきた友人達も、私にとって欠かすことのできない大切な存在です。共に、飲み会を励みに試験を乗り切ったことなども、とてもいい思い出となっています。卒業後、私は岡山大学大学院保健学研究科に進学します。これからさらに、いろいろな体験ができると今から期待に胸膨らませています。小さな発見も見落とさぬよう、常に好奇心と探究心を持って、この2年間も充実させたいと思います。 最後になりましたが、お世話になった先生方に、深く感謝し御礼を申し上げるとともに、今後とも、ご指導、ご鞭撻賜りますよう宜しくお願い申し上げます。 |
<岡山大学医学部保健学科検査技術科学専攻 2期生 卒業研究テーマ>
H15年度 前期
1. 高電気浸透ゲルを使用した変性 LDL 分離の基礎的検討 |
古城智恵 山本祐子 臨床化学検査学 (一村先生) |
2. 局所虚血時の筋収縮メカニズムに関する考察−MUAP伝播速度、筋内圧、生化学マーカー値の変化− |
田端真紀子 渡辺彰吾 生体情報解析学 (岡先生) |
3. アルツハイマー病におけるミクログリアの動態の免疫組織化学的検討 |
加藤美里 松木さち 病理形態学 (高橋先生) |
4. 長期感作による喘息モデルの作製と病態解析 |
安東祥子 伊藤智一 生体機能学 (片岡先生) |
5. ヒト機能未知タンパク質の局在性に関する解析 |
藤川美穂 藤本美紀 遺伝子解析学 (石川先生) |
6. ヒト上皮細胞での増殖能が低下した単純ヘルペスウイルス1型株の解析 |
松尾賢典 湯浅智子 ウイルス学 (荒尾先生) |
7. Matrix Attachment Region (MAR) に対する自己抗体の検出と解析 |
釜付真梨 三宅愛子 免疫検査学 (唐下先生) |
8. 興奮性神経細胞死における Fc 受容体の関与 |
原 香織 牟禮裕子 高次機能解析学 (岡本先生) |
9. 健診で発見される肥満のない脂肪肝例に関する検討 |
安部典子 中里真理子 医療保健情報学 (池田先生) |
10. Ranvier 絞輪外の Matrix 免疫二重(三重)染色による画像解析 |
向井伸枝 臨床病理学 (草地先生) |
11. 脳の新しい基底膜様構造 fractone の解析 |
赤木雪恵 臨床病理学 (草地先生) |
12. マウス胎仔期における Lpr4/Hapln3 の免疫化学的発現解析〜発生段階での心臓における発現の追跡〜 |
瀬戸理笑子 臨床病理学 (草地先生) |
13. 脳の新しい基底膜様構造 フラクトンの解析〜詳細な分析と機能解析〜 |
遊木陽子 臨床病理学 (草地先生) |
14. Salmonella enteritidis 171 株におけるサルモネラエンテロトキシン遺伝子の解析 |
日高裕子 平川美優紀 細菌学 (倉園先生) |
15. 長期感作喘息モデル肺におけるTGF-β mRNA 発現の検討 |
阿部佳織 国宝香織 生体機能学 (片岡先生) |
16. 長期感作喘息モデル肺におけるフドステインの効果の検討 |
西川由利子 生体機能学 (片岡先生) |
17. ヒト機能未知タンパク質の細胞内局在性に関する解析 |
高津佳代 田中美希子 遺伝子解析学 (石川先生) |
18. 神経系におけるペルオキシソームの解析 |
三好そよ美 遺伝子解析学 (石川先生) |
19. ペルオキシソームタンパク質に対する抗体の分析と検討 |
戸川昌代 遺伝子解析学 (石川先生) |
20. 壊死性リンパ節炎における樹状細胞と S100 陽性リンパ球の分布および動態 |
高野正幸 病理形態学 (高橋先生) |
21. カイニン酸けいれん後のミクログリアの変化−FcγRIIB 欠損マウスとWild type の比較− |
大田 勇 元島舞子 高次機能解析学 (岡本先生) |
22. マウス海馬細胞初代培養の試み−FcγRIIB 欠損マウスとWild type の比較− | 近藤育子 森本くみ子 高次機能解析学 (岡本先生) |
23. 筋活動電位と筋内圧に着目した筋収縮メカニズムの考察 |
高須賀友美 田中美穂 生体情報解析学 (岡先生) |
24. 白血病細胞における亜砒酸による IL-8、および MMP-9 発現誘導作用機序の解明 |
森 由加 山崎紀恵 血液検査学 (中田先生) |
25. von Willebrand factor-cleaving protease (VWF-CP) 活性簡易測定法の検討 |
島田由香理 血液検査学 (中田先生) |
26. HEEO ゲルを使用した電気泳動による糖化 LDL 分離のための基礎的検討 −糖化 LDL の作製と電気泳動分画− |
中村佳弥 橋本悠里 臨床化学検査学 (一村先生) |
27. 単純ヘルペスウイルス1型変異株のショットガンライブラリーを作成するためのプラスミドの構築 |
稲野智子 渡部鮎美 ウイルス学 (荒尾先生) |
1) 進学 岡山大学大学院医学部保健学研究科修士課程 岡山大学大学院医歯学総合研究科修士課程 神戸大学大学院医学部医学科修士課程 岡山大学歯学部編入 |
2) 就職 (1) 岡山県内施設 岡山大学医学部附属病院中央検査部 倉敷成人病センター 岡山県健康づくり財団 エックスランテクニカルセンター 岡山赤十字病院 岡山大学医学部第二内科学講座 岡山労災病院 SRL岡山 玉野市民病院 勝山病院 岡山大学医学部細菌学講座 笠岡第一病院 玉野三井病院 |
(2)県外施設 神戸赤十字病院 鳥取大学附属病院 京都府立医科大学附属病院 武田病院(京都) 鐘紡記念病院(神戸市) 太田記念病院(福山市) 京都国立療養所 SRL大分 小池クリニック(和歌山) 宮崎市職(行政職) |